対人恐怖症

対人恐怖症の体験談(自閉症スペクトラム障害・電話・男性恐怖症)

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この体験談は、本人からの承諾を得たうえで掲載しています。

Aさん:人とのコミュニケーションが苦手で、段々と対人恐怖症に

小さい頃から人と違うと感じていた

私は、小さいころから人と何か違うと、感じながら生きてきました。

ただ、小学校低学年のころは、異性の友達も多くいました。

だんだんと、中学生になるにつれて異性の友達はいなくなりました。

その頃は対人恐怖症とまではいきませんでした。

 

特にいじめられたりはしなかったものの、自殺未遂をした

学生時代のころは、特にいじめられたりはしなかったものの、高校1年生のころ自殺未遂をしました。

その頃は、「完全自殺マニュアル」という本が流行していて、ベストセラーとなっていました。

私はそれを読み、自殺は簡単にできると思いこみました。

まだ対人恐怖症ではなかったと思います。

そして、自殺の中でも、もっもポピュラーで、簡単にできると書いてあった首つり自殺で死ぬことを決め、自分の部屋の、柱に五寸釘を3本打ち付けて、そこに電気コードをぐるぐる巻きにして、自殺未遂も図りました。

気は失い、泡を吹いたものの、釘を打ちつけている部分が弱く、釘が下を向いてしまった為に、自殺は失敗に終わり、床に気を失って倒れているところを、母親に発見されました。

私の部屋は2階とかではなく、1階のふすまで仕切られているだけの部屋だった為、「ううう」という声が、母親に聞こえたらしいです。

首にあざが残り、痛かったですが、夏休み期間だった為、あざをつけた状態で学校に行くことはなかったです。

 

人が怖く、また、障害のためにコミュニケーションがうまくとれない

そのころ高校のクラスには異性は6人しかおらず、ほとんど話す機会もありませんでした。

そのころも対人恐怖症とまではいかなかったです。

現在はアラサーですが、生まれてこのかた一度も異性とお付き合いしたことがありません。

今は対人恐怖症で、同姓、異性に限らず、できるだけ人とかかわりたくありません。

ですが、人生の中で一度も異性とつきあったことがないというのはさびしいものです。

せめて1度でいいから、異性とのお付き合いをしてみたいですが、それよりも人が怖くまた自閉症スペクトラム障害を持っているため、人とうまくコミュニケーションをとることができず、なかなか異性と付き合うということが、できません。

 

自閉症スペクトラム障害で職場になじめず、段々と対人恐怖症に

自分が、対人恐怖症であると感じるようになったのは、ここ数年のことです。

自閉症スペクトラム障害者のため、職場でもうまく仕事をしたり、人とコミュニケーションをとり対人関係を築くことが困難で、何度もいじめられました。

転職回数も、20社ほどになります。

職場で、何度もいじめられたりするうちに、だんだんと対人恐怖症になって行きました。

現在は在宅でだれとも会わずにできる仕事で生活できないか模索中です。

 

Aさんへのコメント

人とどうやって関わったらいいかわからないのは辛いですよね。

特に障害を持っている方は自分の力でどうにもできないぶんやるせなさも大きいでしょう。

私も何を話したらいいかわからずに「人と話すことノート」というのを作って、同級生に見られて赤面した記憶があります。

 

異性とつきあうのは人付き合いとはまた別の価値もあります。

それで付き合いたいのに、対人恐怖症が妨げになっているのは本当にもどかしいものです。

↓私の体験です。↓

自分の人生にどれくらいのところで折り合いをつけるか難しいところですが、できる限り自分の希望は叶えていきたいところですね。

Bさん:アパレル関係の職場の電話対応で対人恐怖症に

「20代の頃はずっと販売職をしていたので対人恐怖症なんて自分には無縁なものだと思っていました。

アパレルなので職場は女性が多くて正直口が悪いスタッフも結構いましたが、一緒に働いていればそれなりに慣れるもの、たいして真剣に考えるほどではありませんでした。

最初の職場で数年働いてその後誘われて新しい事業に参加、某人気ブランドのスタッフに。

その職場で働き出してからでしたね、対人恐怖症に陥ったのは。

 

と言っても滑り出しは順調、実質2年目あたりからです。

あるアイテムが雑誌で人気に火がついたそのブランド、女性客をメインに多くの問い合わせが来るようになったのです。

人気があるからさらに取材で取り上げられ、気がつけば開店前に人が並ぶまでになりました。

また同時に買いに来られない地方の女性客を中心に電話での問い合わせが殺到し出します。

売れ筋のアイテムが売り切れ続出、次の入荷日まで品物が店頭に並びません。

それでも容赦なく掛かってくる電話、朝オープンまでは知らん顔で良いのですがさすがに営業時間は出なければなりません。

 

そこからですね。

それで対人恐怖症に、細かく言えば電話恐怖症というやつになってしまいました。

顔が見えないから相手も結構辛辣な言い方をしてきますし、こちらは仕事なので腹がたっても言い返せません。

朝店が開いてから閉店までずっと電話がかかりっ放し、私以外にも対人恐怖症になりそうになってる若いスタッフの女性がいました。

私はそんな子達をかばうためにできるだけ電話に出ていたのですが、それが余計にいけなかったんでしょうね。

そんなことが1年ぐらい続いて私は転職したのですが、実はその頃には電話に出るのが怖くて仕方ありませんでした。

 

実は対人恐怖症と自覚したのは転職してからなんですが、音が鳴るだけでビクッとして出ることをためらってしまいます。

プライベートの電話でもそうで、一時期全く電話に出られなくなってしまいました。

知らない女性のみならず彼女からの電話も嫌で、彼女にはなるだけメールでと頼みました。

彼女から電話してとメールが来てこちらからかける、それが習慣になってしまいましたね。

転職先は食品関連のラボ、外部との電話は出る必要があまりありません。

内線は嫌ですがまあ仕方なく出ます。

販売の頃ほど症状は酷くありませんが、今でも電話は嫌ですね。

落ち着かないので聞き取れないことが多いですし、なんか販売職の頃のように客が文句言ってきそうなトラウマがあってできるだけ出ないようにしています。

もう全てメールとかでいいのになあと内心願ったりしますね。」

 

Bさんへのコメント

女性ってたまにせり出してくるかのような勢いで話して、電話を切らせてくれない方がいますよね(もちろん男性にもいますが)。

同じ男として、どうすることもできずに攻撃を受け続ける感覚になるのはよく理解できます。

客商売だから自分の本音を出せないのは辛いところです。

言いたいことが言えないと、段々ストレスがたまって、いつの間にか心を蝕んでいたりするでしょう。

適度なところで逃げることの大切さを感じますね。

Cさん:男性恐怖症の私は自分のことをブスと思っていたけど…

対人恐怖症で男性恐怖症の私は中学生のころ同じクラス男性からブスといわれていじめられていたのですが、私は自分に自信がなく、自分のことを魅力がない人だと思ってまいりました。

ブスに彼氏ができるはずないと思っていたのです。

その上のいじめのトラウマにより、男性と接するのが怖くなりました。

大学のサークル、バイト先は女性ばかりのところに行って、なるべく男性と接しないようにしていていたため、どうやって男性と仲良くなるのかもよくわかりませんでした。

そしてもしわかってもブスの私に縁がないなどと卑屈になっていました。

 

対人恐怖症で男性恐怖症の私ですが、就職先は思っていた通り男性社員がいる環境でした。

でも、男性社員はうんと歳離れた上司だったので安心して話せました。

彼らは馬鹿にしないことがわかっていたのでよかったです。

そうした調子で恋愛対象になりえない人間関係ばかり作ってきたのです。

 

そして、対人恐怖症で男性恐怖症の私は、部署関係上2つ年上男性社員からよく仕事依頼されていました。

私は若い男性は苦手なのですが、普通を装って対応していたつもりです。

ですが、ある日部署の飲み会時にその先輩に言われたこと。

「俺は鈴木さんに悪いことした?嫌われてるの?」

ということでした。

そうしたことがないことを一生懸命になって説明しても納得してくれなくて、私はついに過去のいじめ、男性が怖いことを言ったのです。

すると先輩は、あなたはまったくブスではないと言ってくれました。

そしておもむろにフェイスブックを開き始め、先輩の女友達というその人はきれいとは言えませんでしたが、旦那と赤ちゃんと一緒に写って幸せそうでした。

先輩は鈴木さんは普通にかわいくて中学生男子はバカなのでブスっていいたいだけだと教えてくれました。

私は男性から始めて可愛いといわれてとても嬉しくなったのです。

 

そして、それからは先輩から仕事頼まれるたびちょっとだけ雑談して、仲良くなりました。

先輩から仕事頼まれるのが楽しみで、彼氏ほしいといった気持ちは次第に先輩と付き合いたいといった恋心に変わったのです。

ある日思い切って先輩を食事に誘ってみたら許可してくれて、当日奢ってくれるようとする先輩を制し、私が食事代を払ったのですが、次は俺が奢ると提案してくれて、これは夢かと思いました。

そして、その次の食事で休みのデートに誘われて、

「始めから俺からごはん誘いたかったがごめん。いつも一生懸命仕事してくれて、感謝してる。」

と言ってくれました。

恋愛禁止されていない職場なのですが、さっそく彼は同僚たちに言いふらしたのです。

同僚たちから上司などへ噂広まるのが早いです。

とても満たされました。

対人恐怖症で男性恐怖症の私も助かりました。

 

Cさんへのコメント

とても心温まる体験談をありがとうございました。

十代の頃に言われたりされたりしたことって、ずっと尾を引きますよね。

私も大人になって、もう克服できたと思うことでも、たまに自信を無くしてしまったりすることがあったりします。

 

でも人って自分が思っているよりも優しかったりして、その温かさに助けられたりするんですよね。

対人恐怖症の人は自分はダメな人だと決めつけていたりするけど、本当はそんなことないんだよということに気付いてほしいし、自信を持つきっかけがあればいいんだろうなと思います。

 

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