対人恐怖症

対人恐怖症を克服した体験談(周囲の理解を得られない・イジメ)

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掲載するにあたって、本人の承諾を得ています。

Aさん:対人恐怖症であることを理解してもらえないストレス

対人恐怖症になったのは中学2年生の時の経験からです。

彼女が今で言う肉食系女子だったんです。

出会いは席替えでたまたま隣になっただけなんですがやたらと距離感が近いんです。

腕を組むとかはまだしも顔を至近距離に近づけて目を合わせてのぞきこむようにして喋りかけてくるんです。

目を合わせて喋るというのはそれまで普通にできていたんですが、それが急に意識してできなくなってしまったんです。

まあ若さ故というかそんな感じで学生生活してるとことごとく冷やかされてストレス感じて精神がすり減っていくのがわかったんです。

で対人恐怖症になりました。

 

なんというか、こうそっとしておいてほしいんです。

それでもたちの悪いことに成功意欲はありまして、小学生の時からサッカーを続けて高校も全国でもトップクラスのとこ入ったわけです。

対人恐怖症だけど率先して声を張り上げて声だしやらするわけです。

そうするとそこそこ目立つわけで人が寄ってくるんです。

フレンドリーに男子も女子もまたそれがストレスになるわけです。

「目を合わせて喋らないよね、なんで?」

「対人恐怖症だから!」

「そんな元気な対人恐怖症とかいるわけがないじゃん!」

こんなやりとりの繰り返しでまたストレス感じてしまって高校生活は全く楽しめなかったです。

 

結局表面上友達とも先輩、後輩ともうまくやってるふりなんです。

でこれを彼女に喋るとまたどの子と付き合っても、

「そんな元気な人が人嫌いなわけないじゃん」

この答えばかりでまたストレス感じて今度はアトピーやら喘息を発症してしまって全てが悪循環でした。

 

克服できたのは大学生になってからです。

大学へ入ってからも相変わらず好い人演じるナルシストでした。

克服できたきっかけはバイト先の上司との出会いです。

2歳上で経営コンサルト会社のチーフを若くしてやられていた方と仲良くさせて頂いてアドバイスをもらったことです。

人生観やらなにやら話してもらったんですが、人はまあ隠しごとあって当たり前だから気にするなと。

また、自分を全部最初から出しすぎだ、目と目をあわせなくてもいいけど大学3年だから就職活動で困るから俺で練習しとけばいいよ、と言って貰えたので肩の荷がおりたのかも知れないです。

今苦しんでる人の中にも同じような形で表面上だけとりつくろってるけど実は恐怖症で嫌で嫌でたまらないって人もいると思うんです。

時には人間だから1つくらい怖いものあったっていいや!くらいの気持ちで開き直るとストレスためないでいいんじゃないでしょうか?

 

Aさんへのコメント

なるほど、読んでいても対人恐怖症だった方とは思えない感じが出ていますね。

でも、人に理解されずに苦しんで来られたことでしょう。

リア充気質(偏見入っていますが)の人でもそういったことで悩むことがあるのだと目から鱗が落ちた思いです。

 

思春期の頃は心が敏感なので些細なことでも心に負担を感じてしまいがちですよね。

何でもないことがトリガーになり、対人恐怖症を発症してしまう、と。

思えば私も人の目が気になる、目が見れない、唾を飛ばすのが怖くて喋れないなど不安定なものでした。

自然とそうなるというのではなくて、やはり些細な出来事が引き金になるんですよね。

思春期は危機に満ちたものだったことが思い出されます。

Bさん:高校時代のイジメによる対人恐怖症を振り返る

私は高校2年生から3年生の2年間、クラスメイトからイジメを受けていました。

イジメの内容は陰湿極まりなく、机の中に生ゴミを入れられていたり、授業中に後ろからボールをぶつけられたりなど。

何より辛かったのが、高校1年生まで友達だったクラスメイトまで、無視をしたりイジメに回るようになったことです。

その事がトラウマになり、人を信じられない対人恐怖症になってしまいました。

 

高校を卒業してからは、逃げるように地方の大学へと進学。

今までの事は全て忘れ、新たに人生を切り開いていこうと意気込んでいましたが、高校時代のトラウマが頭から離れず、自分からどうしても話しかけることが出来ませんでした。

見た目からいかにも大人しそうというか暗そうな私に話しかける人は誰もおらず、大学生になって1ヶ月が経過しても友達はゼロ。

サークルに入ろうかとも考えましたが、対人恐怖症の私が上手くいくわけがないと尻込んでしまいました。

大学では授業を受けて、ご飯を食べて帰るだけという生活で、何のためにわざわざ地方まで出てきたのかと泣きそうになりました。

 

しかし地方で一人暮らしをする中で、トラウマだの対人恐怖症などで逃げられないのが金銭面。

親の仕送りだけではやりくりがきつかったし、友達がおらずやる事も無かったので、空いた時間でアルバイトをする事にしました。

対人恐怖症の私が出来るアルバイトは接客業以外だと考え、近所のスーパーで品出しや荷物整理のアルバイトをする事にしました。

仕事は重い荷物をたくさん持たされたり、細かい品出しが多数あるなどかなりハード。

毎日ヘトヘトになるまで働かなくてはならない状況で、時間内に仕事を終わらせる為には、バイトチーム4人がいかに効率よく仕事をこなすかが鍵でした。

そんな中で、人と話すのが苦手なんて言ってられず、私以外の3人と密に連携を取りつつ、時にはふざけあって仕事をしていました。

アルバイトを開始して1ヶ月もすると、4人はすっかり仲良し。

仕事帰りにファミレスに行って話したり、カラオケに行く仲になり、私は自分が対人恐怖症である事をすっかり忘れていました。

 

それ以降、学業の中では友達は出来にくいが、仕事など1つの事をみんなでこなす中では人間関係が上手く行く事に気が付き、その事が理解出来てからは過去のトラウマを完全に克服する事が出来ました。

今では結婚し、子供にも恵まれ充実した生活を送っています。

これからの課題は子供に私と同じトラウマを抱えさせないことで、イジメを受けていないか、人間関係で躓いていないかなど、いつも注意深く見るようにしています。

Bさんへのコメント

自身が辛い思いをしてきたからこそ、子供にはそういう思いをしてほしくない。

その観点を重視されて育てられれば子供も健全に育ちそうですね。

学生時代のイジメはなかなか吹っ切れるものではないだけに、大人になってから意気込んでもなかなか上手いこといかないものです。

ですが、仕事で無我夢中になって心を一つにした結果、克服できたのは素晴らしいことだと思います。

学業は個人プレー、仕事はチームプレーだというのが大きいのでしょうか。

 

私は父親から「学生は勉強だけしていればいいからいいよな。俺は勉強だけしてたらいいのなら、いくらでもするぞ。」と父親から言われて育ったのですが、学生は勉強が全てではないと思います。

人間関係を形成して自己確立をしながらというのが難しいところだと思います。

仕事は仕事のことだけ考えていたらいいのだからそっちのほうが楽だよね?というのが社会人になった私の考え方です。

今から学生に戻って勉強したいか?と聞かれても絶対にNOですもの。

学生時代は前哨戦で、社会に出てからが本番ですね。

 

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