中学受験の算数は好きになるとどんどんできるようになります

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教育

一つ得意科目があると強い

好きこそものの上手なれという言葉がありますが生徒たちの勉強の様子を見ているとそれを強く感じますね。

好きな科目に集中的に取り組むことで確固たる得意科目に仕上がることがあるんです。

そのことで本人は大きな自信を持つことができ、中学受験を乗り越えていきます。

 

好きだから得意科目になっていくのか、得意だから好きなのか。

実際どちらもあると思います。

とにかく、好きで熱中することがよい循環を起こすきっかけになります。

例えば漢字をたくさん知っているだとか、社会だけは高得点をとれるということは、他の科目で苦戦している時の心の拠りどころになります。

自信を失いそうなときに自分を支える心強い味方なんです。

算数は楽しいと思えるとどこまでも力が伸びていく

私は算数の指導をしているのですが、算数ははまると特に熱中しやすい科目です。

私自身中学受験のときは算数が好きでしたが、塾講師になったときに改めてその面白さに気付き、算数を教えながら楽しんでいる自分がいました。

 

算数は小学校で習うことだけを使って解く科目なのですが、中学受験をしない子供にとっては手のつけようがないものだと思います。

中学校で習う方程式や相似などを特殊な図や式を使って解くのですから。

また、上位5~10%に入る難関校の算数の問題というのは一筋縄では太刀打ちできません。

方程式が使えないように封じられている場合まであります。

そうして大人が頭をひねらされるような難問まで存在します。

 

特に難関校への対策については、過去問や類題を用いて幾通りものパターンの問題を精密に検討してしかなければなりません。

もし算数が嫌いな小学生がそれをやるとしたら、苦行以外の何物でもないでしょう。

しかし、問題を解く達成感や考える楽しさを知った子は算数に目覚めます。

どんどん自分から問題を求めて取り組むようになります。

 

私立中の算数の問題は国公立の適性検査の問題と違いシンプルです。

ご存知かも知れませんが適性検査の算数タイプの問題は非常にとっつきにくくて、複雑なつくりをしています。

あの問題に取り組むのは本当に大変ですよ。

我々から見てもそう感じるのですから、小学生からすると進んでやりたいとは思わないでしょう。

 

私立中の算数の問題は、過去から蓄積されてきたいわゆる算数のお約束が通用する世界です。

文章題も、図形も、講師から見れば一目で大体どんな問題か想像がつくようになっています。

生徒たちは算数のポイントとなるところを学び、それを習得できているかを問う問題が出ます。

 

鶴亀算や旅人算のようなメジャーなものから、N進数や整数問題など小学生には理解しにくいものまで学びます。

展開図が正方形になる三角錐など、知識が必要なこともあります。

それらを全部マスターできていれば、ほとんどの問題は何とかなります。

 

私立中の算数の問題は、解法に目星がつけばスッキリ解けるように作られている場合が多いので、授業で習う算数の本質と向き合いやすいようになっています。

問題文が長文で解読作業に主眼を置いたような問題は一部を除き、ほとんどありません。

算数のポイントを押さえている子が有利になります。

どう算数に取り組んでいくか

ではどうすれば算数が好きになるかですが、第一には幼児教育をしっかりしておくことです。

子供が小さいうちに数感覚を身に付けておくことは大きな意義があります。

幼い頃から脳を育てられた子は算数が得意になり、好きになる可能性が高いです。

これは学習塾に通う以前の段階の話です。

 

それから、塾の算数の勉強で挫折しないように注意することです。

実際には基本的な内容にもついて来れない生徒もいるので万事上手くいくわけではありませんが、少なくとも算数が嫌いになることは防がないといけません。

一度苦手意識を持ってしまうと、本来の力が発揮できなくなるものです。

 

まだ学年が低いうちは闇雲に難問に当たらないほうがいいかと思います。

基礎がしっかりと理解できていないのに難問に挑戦しても、そこから得られるものはほとんどありません。

何かよくわからないけど、難しかったなー、嫌だなー、で終わりです。

そうでなく、まずは基本ポイントの習得に努め、じっくりと地力を養っていくのです。

確固たる力が蓄積されてきたと感じられれば、安心感と自信が自然とあふれてくるものです。

そうなってくると子供自身がもっと難しい問題にチャレンジしてみたいと思うことでしょう。

そうして難問に取り組むと、今度は得られるものがたくさんあります。

レベルに合ったことをするのはとても重要です。

 

努力した結果たとえ志望する学校のレベルに届かなかったとしても、未来への希望を持って自分の力を高めていくことができればそれで十分です。

中学受験は長い長い学生生活の始まりに過ぎないので結果が最も重要なのではなく、その後を生きるために何を身につけるか、が大切です。

算数で身に付けた数学的思考力は数学でももちろん役に立ちます。

ですので小学生の勉強は中学、高校などもっと先まで見据えた上で取り組んでほしいと思います。

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